デューン オーケンニング：プライベートサーバーの機能と制限事項

『Dune: Awakening』にプライベートサーバーが導入されますが、大規模なマルチプレイヤー体験を維持するため、ある程度の調整が施されています。

FuncomはこのアップデートをSteamストアページで共有し、2025年6月5日（木）に開始されるヘッドスタート（早期アクセス）プレイヤー向けに、ゲームローンチと同時にレンタブルなプライベートサーバーが利用可能になることを発表しました。

「当初はローンチ後にプライベートサーバーを提供する予定でしたが、開発は予想以上に迅速に進みました」とチームは説明しました。「ただし、これらのサーバーが『Dune: Awakening』でどのように機能するかについて明確にしておきたいと思います。これは従来のサバイバルゲームとは異なります」

各プライベートサーバーは、複数のサーバーで構成される「ワールド」に属し、ソーシャルハブと「深砂漠」をすべて共有します。Funcomによれば、このアプローチは「近隣のような雰囲気」を維持するためです。

「初期の段階で、『Dune: Awakening』体験の中核をなす大規模マルチプレイヤー要素を犠牲にしないことを決定しました。ゲームのコンテンツとメカニクスは、この枠組みを中心に構築されています」とアップデートは明確にしました。

「その結果、プレイヤーは『Conan Exiles』のような他のサバイバル作品と比較して、プライベートサーバーの設定に対する制御権が少なくなります。中核的なマルチプレイヤー要素を維持するためには、トレードオフが必要でした」

プライベートサーバーをレンタルすると、公式サーバーと同様に独自の「ハガ盆地」を所有し、他のプライベートサーバーが参加するワールドに加わります（サインアップ時に選択可能）。ソーシャルハブや深砂漠を制御することはできませんが、『Dune: Awakening』のフルスケールのマルチプレイヤーコンテンツと機能を体験できます。

Dune: Awakening - 2025年1月 スクリーンショット

6枚の画像を表示

では、プライベートサーバーでは具体的に何が得られるのでしょうか？ Funcomは、セキュリティゾーンを完全に無効化してハガ盆地全体でPvPを有効にすること、または公式サーバーと同様のPvPゾーンを維持することを確認しました。また、課税と砂嵐を無効にしたり、サーバーに名前を付けたり、パスワードを設定したりするオプションもあります。所有者は正しいパスワードを使用して他のワールドサーバーを訪問でき、さらには土地を請求することもできます——これは公式サーバーでは利用できない機能です。

「独自のマルチプレイヤー構造により、『Dune: Awakening』にプライベートサーバーを実装することは困難でした。私たちは、ゲームを定義するMMOスタイルのゲームプレイを維持したかったのです」とチームは説明しました。「これは、プライベートサーバーには『Conan Exiles』のような作品よりも多くの制限が伴うことを意味します。

「それでも、広範な一般プレイヤーと共有されないサーバーを好むプレイヤーに、このオプションはアピールすると信じています。共有ワールドデザインは、『Dune: Awakening』を特別なものにしている中核的メカニクスを損なうことなく、社会的な階層を追加します」

「長年の『Dune』ファンとして、この愛される世界を探検し、さらに学ぶことはとてもやりがいがあります。Funcomは、『Awakening』を並行現実に設定するという創造的自由を取りつつも、世界構築と設定に多大な投資をしています」と、IGNのDune: Awakening クローズドベータプレビューで私たちは共有しました。

「細部への配慮がゲームプレイに大きく影響します。ネタバレを避けて言えば、この細部への注意力は、派閥からキャラクターに至るまで、世界のあらゆる側面を豊かにし、シリーズのファンを楽しませてくれます」

『Dune: Awakening』は、PC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに2025年6月10日にローンチされます。ベータテスト中に発見された問題に対処するため、3週間の延期を経てのものです。ただし、ヘッドスタートプレイヤーは、6月5日開始の5日前からプレイを開始できます。追加情報については、本MMOのビジネスモデルとローンチ後のロードマップをご覧ください。さらに、『Dune: Awakening』の全世界リリース時間表もこちらでご覧いただけます。